快感

長くて急な坂道をブレーキを利かせながら車で下っていく夢。
この車のブレーキが実によく利いて、右足とまるで一体化しているように、ブレーキを押すと同時にピタッと小気味よく止まった。
坂道の両脇には、曲がり角がたくさんあって、そこから数秒おきに、グレーのブレザーの制服姿の女生徒が飛び出してきた。女生徒が飛び出してくるたびに車を、ピタッピタッと止めた。
普通ブレーキというものは、ブレーキを押してから止まるまでしばらく時間がかかるのだろうけれど、どれだけスピードを出して下っていようとブレーキを押すと同時にピタッと止まるので、その感覚が実に心地よくてもう病みつき状態だった。
なにかのゲームをやっているみたいで楽しかった。
彼女たちはみんな、その坂道を下りきったところにある、高等美容専門学校の生徒だということだった。

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